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変わり続けるのさ、変わらないために。 I will keep changing, not to change who I am.

今年2本目の90cmオーバー

昨日は久しぶりにロンドンパイク部のYoshiさんと、Yoshiさんのホームエリアのカナルに出撃。工事や映画撮影でカナルに入れず、ひたすら回り道してやっと到着。途中毎回会うたびにベイトリールが珍しく投げさせろとしつこいガキんちょに絡まれ大変だった(笑)別に彼はかわいいのだけれど、前にベイト経験のない他人に試しに投げさせてと言われて、無事だったことがないので、答えはNOが自分の中で決めているルール。もしも自分のリールを買ったら教えてあげるから勘弁してね。

厳冬期の修行モードとは違いますが、ある意味この時期のカナルも精神修行の要素アリ。なんたって天気の良い日は人だらけ。酔っぱらった人から生粋のジャンキーまで、自分のペースを妨げられることがたくさんあります。そして極めつけは釣り反対派、もうほっといてくれ(笑)集中力を切らさない様に、どこで何をしていても結局は自分との戦いなのです。

混んでいるところは歩き飛ばし、テンポ良く探っていくと足もとまでチェイス。ゆっくりてくトロ気味にジャーク、そしてその後のポーズでパクッ!久しぶりに膝が震える程のファイトと力、まさかのメーターオーバーかと期待しましたよ。焦らずに足も使って魚を疲れさせてからグリップでひと掴み、もう片方の手で支えないとキツいぐらい重かった。測ってみると大きさは92.5cmの重さ17lb。丸々と太っていて強烈なファイトでした。さすがに疲れた。

pike92cm030610.jpg
このサイズはやっぱり嬉しい!!        撮影:Yoshi

その後も同じエリアでもう1匹追加。1匹目に比べると見劣りするサイズですが、70cmぐらいだったと思います。
追いかけてきてた後めらいなく食いついてきた感じのバイトでした。あまり普段は釣らないエリアも軽く開拓してみましたが、そっちでは反応はなし。魚がいないという事はないと思うので、また時間帯を変えて挑戦でしょうかね。

pikeabout70cm030610.jpg
秋になると後ろのツタは真っ赤になる       撮影:Yoshi

パイクは各個体のサイズが大きいこともあり、ひとつのエリアの中の個体数は他の魚種に比べると少ない様に感じます。そして縄張り意識も強いため、ある程度結果が出たところから続けて更に良い結果が出ることは多くなく、新しい魚がさしてくることもありますが、足を使って常に新しい魚、新しいポイントを探すのがかなり重要なんですね。同じカナルでも場所により水、雰囲気も随分と変わります。奥が深いのか深くないのかわかりません(笑)

ビッグベイトに寄ってくるパーチも増えてきたので、近々パーチフィッシングにも出かけてみようかな。
ではまた。
今年こそは40、いや50UPの巨大パーチを釣れる様に、ポチっと評価で応援して下さいね!!
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[ 2010/06/04 10:14 ] Pike | TB(0) | CM(4)

帰国後初パイク

帰国翌日6月1日はあいにくの雨に冷え込みで、釣りに行く気もあまり起きなかったので、昨日の朝起きてから1時間半程度、家の近所のエリアを簡単にチェック。釣り始めて間もなく、ここは1級ポイントだってところで、予想通り良いサイズを乗せるも、取り込み中に遇えなくバラし。PEは糸の伸びがないせいか、いつもここで油断して、糸のテンションが緩んだ瞬間(緩まない様には気を付けているつもりだけれども)によくバレる。90UPをガツガツ獲りたいなら、やはりネットは必須だろうか。

停泊しているボート脇を流していると、ココンっと特有のバイト。が、バイトの首ふりとロールで、あまりサイズは良くないなとわかってしまうのもこのサイズの特徴。かなり走って楽しいが、大きいのよりも意外とバラしやすかったりするので、これ以上スランプの螺旋を上がらない様に一気にゴボウ抜き。後ろで通勤の人が「Oh my god!!」と絶叫。

about60cm020610.jpg
そんな大騒ぎするサイズではない

まだ産卵時期が絡んでいるのか、夏~秋にかけて魚が付いていた場所では反応はなし。深追いは止そうと戻りながら、岸際を攻めていると後ろから大きな影がルアーに迫ってくる。でも何だか様子がおかしい。白っぽく笑った口が開いている様に見え、横には左右白いヒゲが伸びているではないか。

          『まさかヨーロッパオオナマズか!?』
いやそもそもここリージェンツカナルにナマズがいるかは知りませんが、足もとまでルアーを追ってきた魚を良く見ると、何と長いウナギをハーモニカの様に咥えて、それによって口が閉じ切っていないパイクでした。それも80cmは悠に超えているグッドサイズ。もう足もとでリーダーしか残っていない状態ですが、鼻先でチョンとアクションを加えると、何とウナギを咥えているにもかかわらずパクッ!しかしウナギが邪魔をしているためか、ルアーをしっかり捉えることが出来ずに、下あごにフッキングしましたが間もなくバレてしまいました。いやいや、ウナギをヒゲの様になびかせて猛スピードで追ってくるパイク、なかなか見れるモノではないでしょう。悔しさよりも驚きが勝ります。

その後は前半は反応なしでしたが、新たに魚がさしてきていないかとキャストしたところにドンピシャでヒット。すぐにバレてしまいましたが、間髪入れずにもう一度投入するとまたもヒット。バイトというか体当たり、下あごと胸鰭にフッキングしていて、まるで貝を持つラッコの様でした。70cmぐらいでしょうかね、結局サイズは伸びず。

lessthan70cm020610.jpg
綺麗なオリーブグリーンの魚体

最近ようやく大型のパイクも活発に餌を追う様になってきた感じですね。短時間にしては悪くない釣果かなぁと。前にS君と半夜釣りに挑戦しましたが、暗くなり始めたばかりだったせいか全く反応はなし。でもウナギを咥えているのを見ると、たまたまだったのでしょうがウナギは基本は夜行性なので、パイクのナイトフィッシングも成立するんじゃないかと期待してしまいますね。いや、むしろそのウナギをルアーで釣る新ジャンルを開拓してみようか??

ではまた。
イールフィッシング新規開拓に清き1票を♪なんて。
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[ 2010/06/02 10:14 ] Pike | TB(0) | CM(3)

ただいまロンドン&最近の釣果

楽しい時間はあっという間、昨日の夕方分厚い雲を突き抜け、ロンドンへ戻って参りました。次郎、亜衣ちゃん、結婚本当におめでとう。少し無理してでも行った甲斐がありました。オリジナルな結婚式、幸せで楽しい時間を過ごしました。

そして皆様お久しぶりです。なんと日本って無料でwifiを拾えるところがほとんどない!!(千葉だけ??笑)
メールでライブ更新なんて楽しみにしていましたが、ローミングは高いし、そもそも中々電波拾わないしで全然ダメでした。駅で出逢ったiPhoneユーザー数名に、wifiどこかにありませんか?と聞いてみましたが、凄い目で否定されてしまいましたw

ここのところフラストレーションの溜まっていたロンドンパイク90UP狩りですが、出発前日の朝、リージェンツカナルにどうにか一矢報いることに成功しましたよ。久々のコンクエストを装着したのでリール豆が出来かけました。
先ずは殉職したピンクに代わり、久しぶりのイエローのSドライブで仕留めたのはかわいいサイズ、、、
幸先良かったのでこの日は少し期待しましたが残念ながら続かず。


pike50240510.jpg

このサイズはヒット後のロールが素早く細かいので、結構バラしが多かったりする。数日で数匹バラした。

そして出発前日、前に反応のあった場所へ行ってみると、よくそこで釣りをしているおじちゃん2人組がもういたので、挨拶して少し離れたところにキャスト。その一投目に、かすかにココンっと手応えが。パーチか何かかと思いながら煽る様にアワセると、口を大きく開けて首を振るパイクが少し離れたところに浮かび上がります。もう見るからにテールフック1本な掛かり方なので、慎重になりすぎずスピーディーに寄せてくると、向こうでおじちゃんがネットいるか!?と叫びが聞こえてきそうなぐらいの渾身のジェスチャー!!おじちゃん(いやおじいちゃんか)の助けを借りて、ついに姿を現したのは予想外に良いサイズのパイク。グリップで取り込もうとしていたら逃していたかもしれない、おじちゃん本当にありがとう!!

pike92cm260510.jpg

もう長いことしっかり魚を計測していませんでしたが、堂々の92cm、14ポンドの素晴らしい魚でした。僕は日本でのバス釣りは素人同然なので何とも言えませんが、釣れる頻度的には、バスでいう50アップが80cm、いわゆる『ロクマル』がこのカナルのパイクでは90cmぐらいかと思います。これがもしもスコットランドや内陸の湖だと、魚影はアベレージも大幅に変わるので、全然違う話になってきますが、日本の『ナナマル』ぐらい、ロンドン市内でのメーター超えは中々難しいものなのです。とか言ってて誰かあっさり釣れたりして、、、

それでは、帰ってきましたよ&釣果報告でした。日本でのさびしい釣果も後日アップしようかと思いま~す。

ではまた。
帰ってきたものの天気は最悪、釣りに行きたいぞーっ!!ボタンを押して天気回復を応援しよう。
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[ 2010/06/01 10:14 ] Pike | TB(0) | CM(5)

スランプの螺旋 

先週は週末にかけて超夏日が続き、昼間は全く魚の気配を感じられない雰囲気。そして管理人は今までにないバラし率を記録し、これだけ魚の反応があったので、『食いが甘かったな』などと言い訳をするのも難しくなってきましたよ。
ここ数日ほぼ毎日バラしたり、スナップを曲げられたり、悔しい毎日を過ごしていましたが、昨日はその悔しさのボルテージは最高点に達してしまいました。

朝から午前にかけては、日が昇りきり暑過ぎて釣れなかったので、午後6時過ぎから、最近ロンドン毛鉤会を介して出逢ったS君と相棒と3人で釣りに出かけてきました。午前中ほぼ全く反応がなかったのが嘘の様に、パイクの活性は高く、相棒は第1投目で30cmぐらいのチビパイクを手にしていました。その後僕は1匹足もとでバラし、5バイト(多分同じ魚)を乗せられず、フラストレーションをため続けていましたが、どうにか80cmジャストぐらいのパイクを仕留めほっと一息。何故か顔つきが雄に見えたので、ひょっとするとと思い同じところにルアーを送ると、もう1匹やっぱりいた!!
が、バイト直後にスッポ抜けてしまいました。まあどっちがオスかメスかなんてわかりませんが、10lbを越えた大型のパイクは、全てメスとされています。

pike80230510.jpg
人に囲まれていたのでどのカメラを見ていいのかわからなかった、、、

そこから少し釣り歩き、間もなくS君も待望のファーストパイクをゲット。今日が初のカナル釣行での初パイク、型も60cmぐらいのなかなかのサイズ。どうやら彼、持ってますね。バスはトップ狂の彼らしく、手が痛いといいながらも、僕のABUのビンテージタックルを難なく使いこなしていました。トップも反応はあった様ですが乗らなかった。

shinsfirstpike230510.jpg
ルアーはBRIGANTE、見てるかPaolo!!笑

そして悲劇はその直後にやってきました。多分70cmは全然なかった(と、思う、、、)パイクを掛けて、グリップを出さずにゴボウ抜きにしてしまおうと、何故か油断していた管理人は強引にバットを持ちあげます。すると、、、

ピン!! ???????

紙一重で尾びれを掴みましたがスルりとかわされてしまいました。崩れ落ちるとはまさにこのこと、、、

ヘビータックルを使っているとつい油断というか、PE100lbを使っていた癖もあり強引になってしまうんですね。まさかのラインブレイク、そしてまさかのSドライブ殉職。何か今思えば魚もそんなに小さくなかった気もする。最近80~90の魚を何度か見ていたので錯覚していたのかなぁ。なんであんな強引なことをしたんだろう、1匹目のバラしも抜こうとして外れたというのに、、、 自分の未熟さに腹が立ちます。バーブレスなので、ずっと口に残ってしまいことなないと思いますが、もう帰ってくることはないだろうなぁ。何度も返って来てたけど今回ばっかりは。
でも何だか、むしろ清々しい気分だと自分を前へ。

byebyeesdrive230410.jpg
切れる0,5秒前 最後の雄姿

その後もバラしを連発し、なんかもう今日はダメだ、ダメだダメだダメだー!!!!というところでタイムアップ。ノルマは3人で5匹だーと意気込んでいましたが、まあそれぞれパイクを仕留めたのでよしとしましょう。そろそろ本格的に釣れてきそうな感じですし、帰宅後リールをコンクエストにチェンジし、PE100lbを巻き巻きしたのは言うまでもないでしょう。

それではみなさん、合掌。そして供養の気持ちを込めて評価ボタンをポチっと押して帰ってあげて下さいね。涙
ではまた。
ありがとう、さようなら ドーラーイブー
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[ 2010/05/24 10:14 ] Pike | TB(0) | CM(4)

80cmは多分超えていたけど、、、

昨日の朝は前回の経験を踏まえ、朝の6時に家を出発し釣り場へ向かいました。3時起きした時は、寒いし暗いし釣れないの3拍子で、早々にメンタル破壊されてしまいましたからね。実は晩御飯の後も近所をサラっと流してみたところ、中型を惜しくもバラし。そのエリアもコンデションが上がってきていますね。

昨日は夏の様な晴天で、気温も朝で20度はあったんじゃないかと思われる、ちょっと暑すぎ?とも思える天気。今週は23度越えが続く超サマーウィークです。週末もかなり天気が良いみたい。そうすると問題なのが、釣果も去ることながら、川沿いに集まる人・人・人。ちょっと天気が良くなるとカナル沿いは人でごった返すんですね。そうすると釣りにくいうえ、釣ってしまった日には人だかり。更にその中に『釣り反対派』がいたりするとそれはもう厄介で、、、

ちなみに昨日は80UPのパイクを仕留めたのですが、近所の住人の猛攻のせいで、落ち着いて魚は計測出来ないし、釣れた喜びも半減してしまうという少しさびしい結果に。もう慣れたもので、僕は釣りあげると同時に、タイマーをセットしてあるデジカメを平らな場所に設置、その後速やかにアンフックなり、計測なり、またはもう一枚ロッドと撮ったりっていうのがお決まりの行動パターンなのですが、釣りあげた傍から向かいの住宅から叫び声が。


『その魚逃がすんでしょう?もちろん川に戻すんだろうね??』


そうだよ。

『Good!!』 (何様やねん!!)

『釣りをするパーミットはもちろん知ってるよね??Good Good』

『British Water waysから発行されてるのもしってるよな??』
 (いや違う、Environmrnt Agency)

まあ質問に適当に受け答えしながら、いざ写真を撮ろうとすると、、、

『んでいつ逃がすんだ?すぐ戻すんじゃなかったか??』

話しかけてくるから撮影出来ないんだろーが!!この×××××××××!!
と心の中で叫んで手早く撮影。
でもちょっと逆光になってしまった、、、。パイクの美しいヒレの雰囲気が強調されたということで。

pike80cm200510.jpg
ルアーの真横からガツッ!見事なバイトでした

正直こういう方達が少なくないのにも原因がありまして、基本カナルの魚を持ち出すことは禁止されているのですが、ライセンスを払わないだけでなく、釣れた魚を持ちかえって食べる人がいるんですね。そうしているのは東ヨーロッパからの外国人が多いと言われていますが、僕もイギリスではれっきとした外国人、きっと釣りをしてるのを見るだけで面白くない人もいるのでしょうね。きっと逆の立場だったら、、、とも思う様にして、なるべく寛大でいたい、、、

、、、のですがやっぱりたまにムキーッっとなってしまいますね(笑)

それでは、管理人のダークな一面を垣間見たところで。
そういえば日本でも、熱帯魚屋で買ったものの、飼えなくなったパイクが放たれて、釣れることがある場所があるらしいですよ。最後まで責任もって飼ってあげましょう。釣れた人は熱帯魚屋さんか水族館に相談出来るのかな??

ではまた。
今日もお天気なので、たまにはパーチングにでも出かけようかな?ポチっと応援して下さいね♪
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[ 2010/05/21 10:14 ] Pike | TB(0) | CM(4)
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  • 約7年のイギリス生活を経て、世界を釣って食べて回るフィッシングピーターパン。29歳でようやく免許を取得した初心アングラー。嫌いなものはネギとタマネギ。
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